今回は、憧れの新築戸建て住宅を建てる際、多くの方を悩ませる問題となる住宅工法について解説したいと思います。

皆さんは「通気断熱WB工法」という住宅工法はご存知でしょうか?一般の新築住宅については「木造建築である」程度の認識しか持っていない方が多く、建築工法についてまで確認するケースは少ないかもしれません。しかし実は、家を建てる際の建築工法は、採用する工法によって耐震性や居住性、建築コストが変わるため、しっかりと確認しておきたいポイントになります。住宅の建築工法では、「ツーバイフォー(2×4)工法(木造枠組壁式工法)」が有名ですが、在宅時間が長くなり住宅の快適性を求める方が増えてくるにつれ、先ほどご紹介した「通気断熱WB工法」が注目されるようになっています。

現在の新築業界では、高気密・高断熱がキーワードのようになっていて、これを実現することで日々の生活にかかる光熱費を削減することができるとされています。それでは、「通気断熱WB工法」が、その他の建築工法と比較して、年々その注目度が高くなっているのはなぜなのでしょうか?当コラムでは、これから新築戸建て住宅の購入を検討している方に向け、「通気断熱WB工法」がどういったもので、どんなメリットがあるのか、また注意すべきデメリット面など、まとめて解説します。